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2010年3月22日 (月)

真っ当なことを真っ当におこなうということ

竜馬は終生、餅はあくまでも餅にすぎぬ、という考えの持ちぬし
だった。腹がへった時に食えばよい。

司馬遼太郎『竜馬がゆく』より

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このストレートな考え方は当たり前に出来そうで出来ないことの
ように思う。
色々な「意味付け」が出てくると、真っ当で当たり前のことが
ゆがんでしまうということは、世の中にあふれている。
日本のためだと言って殺し合いをしたり、仲間を追いつめたり、
それは何も幕末のことだけではない。会社のためと思ってルールを
破ってしまったり、日本のためだと言って人を貶めたり、今の
世の中でも山ほどあるじゃないか。
自分だって、よっぽど注意しないとその妙な「意味付け」とやらに
惑わされて、真っ当な道から外れてしまうことはあり得る。
まわりの状況がどうであれ、自分への利益がどうであれ、真っ当
なことを失わずにいられることは大事だけれども難しいものだと
つくづく思う。

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